祐庵焼き、幽庵焼き、柚庵焼き
- 2017/03/28
- 19:27

■語源
江戸時代の茶人で、食通でもあった北村祐庵(堅田幽庵)が創案したとされます。
祐庵、幽庵、柚庵、と書きます。
和食の代表的な焼き物のひとつで
アマダイ、マナガツオ、サケ、サワラ、カマス、タチウオなど白身の魚、ぶり、などを
祐庵地(醤油・酒・味醂の調味液)に浸してから、付け焼します。
(好みで幽庵地に柚子やカボスの輪切りや、絞り汁を入れることもある)
関西では淡口醤油を使うことが多く、
ぶりなどの下地には濃口醤油を使用することが多いです。
また応用で、蒸したら幽庵蒸しと、なります。
■作り方
① しょう油・ミリン・酒を同じ量混ぜ合わせ幽庵地を作る
②魚を①に入れて漬け込む
魚によって違うが、だいたい60分ほどでよい。
※非常に脂の強い魚は、半日漬けてもよい
④ ある程度火が入ればハケで幽庵地を何度か塗って
ほどよい色に仕上げる
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